好きだけど…
純ちゃんが入ってきた。



あ…私服だ。


何着ててもかっこいいなぁ。



「…で? どこがわからないの?」




「ここなんだけど…」

数学の問題を指差した。



「あ~…ここは、この公式を使って…」


純ちゃんが、そばでくっついて教えてくれる。



でも、それは純ちゃんの毛穴が見えるくらいの距離で…


ついつい顔が、赤くなってしまう。




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