好きだけど…
「……ふーん…。あんたも本気なんだ。
ひかないってことね……
いいよ? 私は、あんたと違って、顔も整ってるし、スタイルも抜群だから……あんたには勝てる自信ある。
絶対負けないから。
横田は、絶対わたさない!!」
「私だって負けませんよ!!」
「ま、あんたと私は…ライバルってことね!!
…じゃ、話は終わり。」
「はぁ…」
武藤先輩が、テニスコートに戻って行った。
「私だって…!!!!
負けないもん!」
そう思った時…私の頭のなかでゴングがなった。