僕と先輩の変わった日常
僕の日常
僕と先輩
俺は篠山翔太。
ごく普通の高校生一年生だと思う。
別に友達がいないわけじゃない。
普通に学校で過ごしてる。頭が悪いわけでもない。
それにモテないわけじゃない。
いやむしろモテる方だろう。
自意識過剰?
だからどうした?
半年に一回告られたら
モテてるっていうだろう!
だいたい漫画みたいな
モテる男子なんて
いるわけないんだ。
現実を見ろ!現実を!
と、この話はおいといてだ。
僕の横で
よく分からない話を
しているのは
高校二年の野崎春奈先輩だ。
特に可愛いわけでもなく
不細工でもない。
いや可愛い方かもしれない。
あくまでも僕の基準だけれど。
この先輩と話すように
なったのは入学して
一週間ほど立った頃。