君に嘘を捧げよう
今日はカイのなぐさめに付き合っていた。
なんかカイと久しぶりに会った気がする。
「ええわお前はすべて順風満帆で」
「難しい言葉を…珍しい」
「そんだけくやしいんじゃ!幸せオーラ出しまくりおって!」
「あ、スンマセン…」
「今日もうヤケ食いしてやるわ!」
「自分で払うならどうぞ」
「ん?何ゆーとんの。アヤネちゃんの誕生日のツケ、まだやで」
「覚えてたのかー!?」
「てなわけで今日払ってなー」
「んなー!?」
結局俺は破産寸前まで食い荒らされた。前にも破産しかけたような…。
「んじゃ、幸せにせえよバーカ!」
「なんだアイツ」
俺らはそうして帰った。