兄弟の絆~メンケス病に産まれて
発症
家での生活が、始まって
かれこれ、2ヶ月過ぎた。
11月29日に 嘔吐をする宗真。

普通のミルク吐くような感じじゃない!!
これで、3回目。
今まで、嘔吐するたびに、親に相談してたけど そんなんじゃない!

慌てて 宗真の服を着替えさせて 車もないので ちょっと 遠い。
必死になって、クリニックに、 抱っこで行く。

すると…クリニックの先生が、宗真をみるなり、

『この子、ここでは言えるような病名ではありません。急いで大きい病院に!』
私『いえ、一度服とかおしめとか…』

先『生命にかかわるし、一秒でも早く!!』

そういわれると 胸騒ぎがして、涙が出てくる。

不安になりながら、タクシー呼んでもらったのに乗って 大きい病院にいく。

そして、パパに電話すると、慌てて病院に来る。

パ『大丈夫やんな』

私『わかんない…大丈夫かどうかもわからない。』

そして、小さい身体には、 点滴、心電図 酸素をはかるサチュレ-ション付けられ、コ-ドだらけ。

見ていられない…
そんな不安の中、宗真は
赤ちゃんのように普通に、笑っている。
でも、その日に てんかんをおこして、 さらに悪化していく。

それを見ることしかできない親。泣き顔は宗真にみせてはいけないと、話し掛けようとするけど 言葉が見つからない。 コ-ドたくさん付けてる宗真を
そっと、抱きしめた。

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