さくら、ひらひら。





いつも通りの4人。



そう、いつも通り。





…のはずなのに、聖治と大は一度も目を合わせない。


優依がよくしゃべる。


あたしはひたすらジュースを飲みながら微笑んでいる。



聖治はひたすらたまにお菓子をつまむけど、

ずっと黙っている。




こんな息苦しさ、感じたことなかった。

だから、怖くてしょうがない。


4人で過ごした中学生時代、はもう終わるのかな。


これからは、新しい時代を作らなきゃいけないのかな。






< 119 / 213 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop