さくら、ひらひら。
いつも通りの4人。
そう、いつも通り。
…のはずなのに、聖治と大は一度も目を合わせない。
優依がよくしゃべる。
あたしはひたすらジュースを飲みながら微笑んでいる。
聖治はひたすらたまにお菓子をつまむけど、
ずっと黙っている。
こんな息苦しさ、感じたことなかった。
だから、怖くてしょうがない。
4人で過ごした中学生時代、はもう終わるのかな。
これからは、新しい時代を作らなきゃいけないのかな。