さくら、ひらひら。
プリントの題名には「大好きな人の似顔絵を描きましょう」
とある。
相談しあった結果、
あたしが優依
優依が大
大が聖治
そして聖治があたしの顔を書くことになった。
「可愛く書いてよねっ!」
優依があたしに念を押す。
「はいはい。全く…。」
美術のうまさでは
優依→聖治→あたし→大
って感じだ。
ホントにうまいものも
好きなものも、何もかもバラバラなのに、どうしてだろうね?
一緒にいるのがすごく不思議。