さくら、ひらひら。


パン、という乾いた音の後。

「大!!!」


優依の叫びに目を開けると、

あたしの前には大が立ちはだかっていて。



「大…?」


「弥生は、弥生だけは。守りたい」








どうやらあたしたち4人は


最悪な形で再会してしまったらしい――――。






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