さくら、ひらひら。





「駅ついたねー!!」


「あ、走ったら予定の電車間に合うかも!」


「お、じゃ行くかっ!」



走ろうとしてハッと気付いた。


あたし、今ブーツだ…!





気が付けば優依と大は走り出していて。




一生懸命追いかけるけど、なかなか追いつけない。




そんな時。



「ほら、大丈夫か?」




手を差し伸べてくれた聖治。






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