ド ロ ボ ウ ネ コ (改)
引越しをする日が明日に迫った。

いつもと変わらず、時間が流れる。

時々結平の視線を感じたが、気付かないふりをしてやり過ごした。


「……」


深夜、ベッドに入る。

今日は引越しの準備と、結平の視線のおかげで疲れた。

でもなかなか眠れない。

あたしは積まれた段ボールを避けながら部屋を出た。

そして水を飲みに、リビングへ向った。
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