ド ロ ボ ウ ネ コ (改)
「お父さん…?なんでここにいるの…!」

「起きちゃダメだよ!まだ寝てなくちゃ!」


半ば無理矢理ベッドに寝かされる。

そして冷たく濡らしたタオルを額に乗せられた。

それは再び眠気が増すほど、とても気持ち良った。

すぐ側にお父さんがいる。

あたしを心配そうに見つめる。

今、あたしだけを見てくれている。

それがなんだか幸せで、いつの間にかもう一度眠りに入っていた。
< 166 / 235 >

この作品をシェア

pagetop