ド ロ ボ ウ ネ コ (改)
「一生懸命父親としてちーちゃんを愛そうとした…大切にしようとした!」


結平…


「でもだんだん別のものに…」


それ以上言ったら…


「一人の男としてちーちゃんを愛すようになっていった…」


もう戻れなくなっちゃうよ…


「だからちーちゃんに告白されて…両想いだって分かって…嬉しかったんだ…」


あたしは結平に抱き締めた。

結平もあたしを抱き寄せた。

お互いの気持ちを確かめるように。

お互いの想いを逃がさないように。
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