ド ロ ボ ウ ネ コ (改)
「…しょうがないなぁ」


そう言って床に鞄を置いた。

そして…


ビリッ…!!


「黒沢…?」


思いきりシャツを破くと、いくつかのボタンが床に転がった。

直した髪をまた乱し、はだけたシャツの間からはチラリと胸が見える。


「い…いいのか?」


あたしはニッコリと笑った。

それを見た先生は慌ててベルトを緩め始めた。

本当にバカな男…

こういう男には教えてあげなくちゃね。

女の…

あたしの怖さを…
< 23 / 235 >

この作品をシェア

pagetop