ド ロ ボ ウ ネ コ (改)
「先生…!何をなさってるんですか!?」

「違っ…!黒沢!違うよな!?」


あたしは何も答えず、ただ泣き続ける。

先生はあたしに駆け寄り更に問う。


「黒沢!なんでこんなことを…!」


肩に触り、伏せた顔を無理矢理起こさせ、なんとか答えさせようとする。

でもそれは逆効果。

最後には駆け付けた先生たちが問詰める先生を押さえ付け、それは終了した。


「黒沢!なんとか言ってくれ!黒沢ー…!!」


その声は寂しく廊下に響いた。
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