ド ロ ボ ウ ネ コ (改)
「こんばんは…」


いきなり声をかけられて前を向く。


「写真…気に入ってもらえたかな?」


そこにいたのは…


「先生…!?」

「会いたかったよ…黒沢」


少しずつ近付いてくる。

ニヤニヤ笑いながら。


「それよりヒドいなぁ、嘘つくなんて…」

「え…?」

「やっぱりバイトの先輩と付き合ってるんじゃん」

「だらか違うって…!」

「これは…オシオキしなきゃね…」


不気味に笑うと、いきなり腕を掴まれ近くの草むらに押し倒された。
< 54 / 235 >

この作品をシェア

pagetop