ド ロ ボ ウ ネ コ (改)
「ちょっ…!やめてよ!」


必死に抵抗してもびくともしない。

先生は楽しそうにあたしの嫌がる顔を眺める。


「さぁ、そろそろ…」


そう言うと、今度は首にアザを付け始めた。

吸われる鈍い音が辺りに響く。

先生は太ももをゆっくり触り、どんどん奥へと移動させていった。


「こ…このこと奥さんに言ってやるんだから!」


すると、手の動きがピクリと止まった。
< 55 / 235 >

この作品をシェア

pagetop