約束 〜事件から始まる恋〜 SP編
「さて、恋心に気づいたところで
問題はどうやってその彼に会うかだよね〜。
名前も連絡先も分からないとすると
会うのも難しいし…うーん。
何か言ってなかったの?」
「そういえば、「そのうち分かる」
って言ってたよ!」
「…ということは、何かしら
関わりはあるわけねぇ。
時間が経てば、また向こうから
接触して来るんじゃない?」
「そうだね。考えてみると
意味深な言葉だよね。
私とどんな関係があるんだろ。」
「うーん…考えるときりがないね。
ま、相手からの出方を待ってみようよ。
そして、相談ならいつでものるよ。にっ」
「あ、歩〜。」
「にひひ。ほら、次の授業の
準備しよっ。遅れちゃう。」
「うん!」
良い親友を持って幸せだなぁ。
―――――
こうして、普通に学校を過ごした