SweetS Love

屋上につくと、
いつも座っているベンチに腰掛けた。


「なんか……不思議な感じだよね……
いつもは、私が泣いて…優に屋上で話聞いてもらうのに……
今は逆だよ?」


そう言うとクスッと優が笑った。


「あたしね……?
啓くんに早くも告白しちゃったあ……」


え…
嘘でしょ!?

も…もう告白したんだ…。

そんな事を思いながら頷いた。


「ビックリしたでしょ?
早いよね…
ほんと…私何焦ってるんだろ……?」


そう言ってふぅ。っとため息をついた。


「なんか…啓くんに言われた…の?」


「フフッ…
当たり前♪
うざい…だってさ。」


優はそう言うとまた泣き出した。


「ごめ…グスッ…」


私は泣きじゃくる優の頭を撫でた。
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