SweetS Love
「先生―…」
「お―相沢。どうした?」
「修学旅行の事なんですけど…」
「ん?だれか組みたい奴でもいるのか?」
「そう!物分かり良いよね~!先生!」
「……ま…まぁな♪」
「波流と啓くんとC組の海くんと組みたいんですけど―…
丁度4人だし良いよねっ!?先生♪」
「ま…まぁ…丁度4人だし今年はクラスがバラバラでも良いらしいしな…
よし、決まりだ。
お前達はA斑だな。」
「本当ですか!?
嬉し―い♪
ありがとうございました!」
そう言って優はくるりとこっちを向くと小さくピースをした。
「もう…優っ!」
「なぁに~??」
「はぁ…優って媚売るの上手いよね…」
「そう…??
まぁあの先生が甘いだけだってえ♪」
そう言うと優は、
吉澤君たちのいる教室に戻って行った。
「まぁいっかぁ…」
私も追いかけて教室に入った。