SweetS Love
20分後……
「あ…上がったよー…?」
「おー。」
ベッドに寝転んでいた啓は気怠そうに起き上がった。
「制服しわ付いちゃうよ?」
制服姿のまま寝転んでいた啓に言う。
「大丈夫大丈夫ー。」
そう言ってカバンを持ち手をヒラヒラさせながら奥へと消えて行った。
「知らないーだ。」
私はベッドに勢いよく座ると、
カバンからプリ帳を持ち出した。
「こうゆう時に役立つんだよねー…」
私は一枚ずつじっくりと見ていった。
10分後…
「ふぁー…」
啓があくびをしながらお風呂場から戻ってきた。
「おかえりー。」
「おー。
ってか何それ?」
啓は私の持っていたプリ帳を指差して言った。
「プリ帳!
啓、見る?」
「おー!」
そうして私はプリ帳を啓に見せた。