僕らの二次元十日間
心臓から
血が逆流して
そのまま吐血してしまいそうな
そのくらい...
ってか
鼻血は出た笑
「か、か、カズマ...?」
「美咲。
はよ、学校遅刻するよ?」
「あー...
あたしまだ、
カズマの夢見てんだ笑
そーだよね?」
そういって
頬をつねる。
「痛い...」
頭を壁にぶつける。
「痛っ...」
教科書を
足の小指に落とす。
「いったああああああ!!!!」
...嘘じゃない。
「か、カズマ?
何してんの?」
「美咲の彼氏」
ぶはっ...
鼻血が
止まらない...
「美咲ぃ?起きてんのー?」
階段をあがってくる
お母さんの声。
「え、あ、はぃ!!!
起きてやす!!」
そういうと
階段を降りていった...
「ねー、カズマ。
あ、あたし学校あるから...
帰ってきたら
また話そうね...」
「何いってんの?」
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