しろうさ恋日記。

「………。」



「………。」






なんか…なんか話さなきゃ………っ。



でも緊張しちゃってうまく話せない。



焦れば焦るほど、わたしの頭の中身は真っ白になった。



元々あんまりおしゃべりうまくないもんね…………。



みかりんがうらやましい………。



わたしと咲夜くんの間に一人分の隙間………。



わたしたちの距離感みたいで、ちょっと、さみしい…………。



どうしたらいいのかな………？



もっと、わたしから近づいていいのかな……？



でも、でも、…………………っ。



ぐるぐる考えてた、そんな時










「………っ、ごめん。……俺、何話せばいいか………」



「…………え……？」



突然、咲夜くんが困った顔でわたしを見つめてそう言った。












……………おんなじこと………考えてた………？