しろうさ恋日記。
「…………。」
きょとんとするわたしに、美華は半目で呆れた視線…………。
はぁ~~…なんてため息までオマケでくれました……。
「…………このピュアっ子が………。
てかさぁ、白ちゃん達ってデートとかしないわけ?」
「…………!?」
わたしはそれにガタンッ!なんて音をたてて、勢いよく立ち上がってしまった。
その音に驚いたまわりの視線がわたしに集まって…………
恥ずかしさにまたしおしおと座りなおす。
「…………単語聞くだけでその反応~?」
「だ、だって……!
でっ、デートだよ……っ?」
二人っきりで出かけるんだよっ!!?
口をパクパクしながらわたしは一気に真っ赤に染まる。
「………ハル兄としょっちゅうしてるじゃないの。………羨ましいっ!」
「…………。」
美華はきぃ~っ!なんて怒るけど………
わたしにしたらパパだし………意識も何もあるもんじゃないわけなんだけど………。