しろうさ恋日記。
そして、今日も咲夜くんの部活が終わるのをいつもの階段に座って待ちながら
わたしはモヤモヤと土曜日のことを考える。
誘ってみてもいいのかな………?
でっ、でも迷惑だったら………っ
…………そう思うと怖くて、やっぱりいつまでも意気地無しな自分がまた一歩を踏み出せない…………。
でも…………デート。
咲夜くんと…………二人っきりで…………。
そんなの…そんなの…………っ
「~~~!…………夢みたい……………っ」
膨らむ妄想だけでどうにかなりそうです…………っ!
思わず立ち上がってそんなことを口に出す。
そんなわたしに…………………
「……………何が夢みたいなんだ?」
「…………!!?」