しろうさ恋日記。




「いいなぁ~!あたしも恋がしたいっ。

でも、初恋でハル兄みたいな人好きになると次って中々現れないわぁ……」



「…………。」



はぁ~…なんて溜め息をついて、本気でそんなことを言う美華が可笑しい。



「……………みかりんだったらきっと素敵な恋が出来るよ」



「…………!」



わたしは本気でそう思ってる。



明るくて優しくて、頼りないわたしのお姉さんみたいな美華……………。



美華がどんなに素敵な子か、わたしは赤ちゃんの時から知ってるの…………。



「~~~~!……もーっ!!ほんと可愛いんだからっ!!」



「…………!?」



ガバッと抱きしめられて驚きに目をぱちぱちさせた。



「…………明日、素敵な1日になるといいわね」



「……………うん…っ」












咲夜くん………



わたしは明日に、やっぱりドキドキしてしまって………眠れない夜を過ごしています………。



あなたはどんなことを思ってますか………………?










わたしは……………












………………あなたを、想ってます……………………。












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