しろうさ恋日記。
いよいよ
―――日曜日……!!
美華に選んでもらった白いシフォンワンピースを着て、
「白羽の髪ってほんとに綺麗~…!
色素薄くてゆるふわ~。ママ譲りねぇ…」
なんて言いながら髪も美華がセットしてくれて…うさぎみたいなツインテールになった。
お化粧は普段もしないし、似合わない気がしてしなかった。
美華は『完璧…!』って言って送り出してくれた。
ほんと………?
美華の見立てに間違いはないけど
それを纏うわたしは…………へんじゃない………??
ドキドキ落ち着かない胸が苦しくて、深呼吸をしてから歩き出した。
足は自然と早足になる。
あなたに逢うのが緊張してたまらないのに
あなたに早く逢いたくて…………。
それが
わたしの足を急がせる。
心は先に
あなたのところに行ってるみたい。