しろうさ恋日記。




「…………!」


「…………?」



あぁっ!そうだっ!



わたし、今日はめちゃくちゃ丁寧に自分の仕度したんだよ……っ。



ここはひとつ……男の人の意見を聞こう!(パパだけど…)



わたしはパパにまたくるっと振り返って



「パパ……っ、わたし、今日…っ、可愛いっ!?」



「………!?」



わたしの勢いに、パパはちょっと驚いた顔をした。



「……??よくわからないが……しろうさは今日も可愛いぞ?」



「………!よしっ!ありがと~パパ♪パパもかっこいいよ~!」



「………ありがとう………??」



パパのお墨付きをもらえればバッチリだ!



わたしはにこにこと階段をかけ下りた。



「………??」



残されたパパはひたすら…???だったとも知らず……。





「……!ハルおはよ~。今日は二人とも早いねぇ?……なにぼ~としてるの??」


「………うさ。しろうさがおかしいぞ……?」


「白ちゃん…?……!……青春だねぇ~…♪」


「……!?待て…っ!その話しを俺にも詳しく教えろ………っ!!」








…………どうやらパパをまんまと動揺させていたなんて知らず…………



ごめん……!パパ……!!



この時、わたしの頭の中は………月城くんでいっぱいでしたっ。






「~~~っ!!待っててねぇっ、月城くんっ!……なんて…キャー!」


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