しろうさ恋日記。
次の日………。
初めて……朝練をサボった。
正直、もしかして……藤間が来てくれてたら………
顔を見る勇気なんか…ないから。
情けなくても………彼氏いるの知っても………すぐに諦められないから…………。
顔を見んのが………ツラい。
――――それなのに
「………!……あ、つ…月城くん………。」
「………っ。」
なんで………こんな時ばっかり、逢わせてくれるんだ…………?
はにかんだみたいな可愛い顔で………嬉しそうに…………
どうしてなんだ……………?
「……………ごめん………っ。」
「………!?」
胸が痛くて…………逃げるみたいに、
……………彼女を避けた。