しろうさ恋日記。
授業始まってしまうので仕方なく………
わたし達はそれぞれの教室に戻った………………。
とにかくもうっ、モヤモヤしちゃって!
わたしは授業なんて手につきませんでした…………。
そして………
やっと放課後………!
バックに教科書なんかを慌てて詰めて、月城くんが部活に行っちゃう前に何としても逢いたくて………!
そしたら…………
『………藤間さーん!呼んでるよ~。』
その声に顔をあげたら…………
『つ…月城くん………っ?』
『……………ごめん。』
逢いたくてたまらなかった大好きな彼が………照れくさそうな顔をして………………
わたしに…………逢いに来て…くれたのです……………。
『…………みかりん……。ほっぺたツネって…………。』
『…………はいよ。』
呆然とつぶやいたわたしに、美華は遠慮なしに従ってくれました…………。
あまりの痛さに目が覚めた。
間違いなく月城くんは、わたしの前にいたのです。