しろうさ恋日記。




そして、上機嫌の美華と……落ち込んだわたしを心配するパパの車でわたしは家路についちゃったのです…………。



「~~~っ。みかりんのばかー!」



部屋の机に突っ伏して、今日のあまりのタイミングの悪い数々に思わず嘆くわたし……。







ううん…!過去は振り返っちゃダメ……!!



明日こそ…………!



そうして、決意を込めて………



「明日も月城くんに逢えちゃう…………。」








かっこよすぎな大好きな人の姿を思い出し……………



「………っ!……きゃあーーっ!」



顔を真っ赤にして足をバタつかせる………



恥ずかしい…わたし…………。










「……………好き好き……大好き……っ。」









だって…………気持ちが鎮まってくれやしない。










わたしが想いを伝えたら…………













どうかわたしと……………恋をしてくれますか…………?










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