哀恋~素直になれば。
真っ白なウエディングドレスがあたしの紅い血で染まるのを見つめながら…意識が遠のいていくんがわかった
でも、苦しいのに、光輝があたしの耳元で声をかけてくれると痛みが徐々に痛みが和らいでいくようだった
「真理亜…っ!しっかりしろ!!」
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この場面で、あたしは目が覚めた
そして、手に温もりがあるのに気付いてみると
驚きに目を見開いた
『こっ…光輝っ!!』
そこには愛しい光輝がいた
あたしの声で目が覚めたのに気づいたらしい光輝はにっこり笑いかけてきた
――――あたしの大好きなほほ笑みで。