True Love
「なんでょぅ。あたし、やだょ。」
鮎子はムッとして言った。

「アュは俺と一緒ぢゃ、嫌なのかょ?」

「違うょ。でも、あたしにも好きな部活に入らせてょ。智史は好きなサッカー部だからいいぢゃん。あたしは音楽が好きなの。そんなに一緒がイィなら、智史が吹奏楽入ればイィぢゃん!!」

「おまッ……」

智史が何も言えないでいると、

「アュの言う通りぢゃね?部活は誰かと一緒に入るんぢゃなくて、自分が入りたいトコに入るんだょ。部活ぐらぃ別々だってイィだろ?」
香織は智史にトドメをさした。

「……わかったょ。アュ、悪かったな。ただ…心配だったダケなんだ。アュモテるから、目の届くトコにいて欲しかっただけで。」

それを聞いた鮎子は、
「サトシ、変な心配いらないょぅ。ぢゃぁ、あたしもカォリン達と同じ、吹奏楽に入るから。」
ニコヤカにそぅ言った。


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