1番星を見つけて


「ジュリア?誰それ?」

「お隣のお嬢さんだ。お前とあまり変わらないぐらいの歳じゃないかな?樹里亜ちゃんいくつ?」

「7歳…」

「翔と一緒じゃないか!!」

「の割にはチビだね。」
翔がにやつきながら言う。
「おい、翔。」
中年男が注意する。


「チビじゃないもん。」
樹里亜がむくれる。
こんな奴王子様じゃない。こんな奴嫌いだ!!
樹里亜は心の中で叫び
その場から逃げて
家に帰った。


「なにアイツー。」

「翔、女の子には優しくしなさい。」

「分かってるよ。」

翔もまた親に叱られ、
むくれていた。


< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop