もう1度その声を
「ちょっとアタシが年下だからって、先輩は何でも言ってもいいって思ってんですか?」
気持ちが止まらない。
なんなわけ?
あんたはアタシの何を知ってるっつうんだよ。
「吉野先輩が古沢先輩のコト好きなのはアタシには関係ない。ただ、自分の立場が悪くなったり、自分の都合よくならなかったりしたら、こぉゆう風に言いがかりつけんのやめてくれないかな?」
「はぁ?!何その口の聞き方。ふざけんなよ!!!」
「アタシは何もしてないんですけど。つっかかってきたのアンタじゃん!!」
「調子のってんじゃねぇよ!!!!」
アタシたちの言い争いはヒートアップ。
「口で分かんないんだったら、分かるようにしてやるよ!!」
って言ったすぐに、吉野先輩の右手が動いた。
えっ!?
たたかれる。