一番輝く星
第三章~君の気持ち・・・私の気持ち~
「やっぱり若いほうがいいなぁ!さあ始めようか!」
「嫌ぁ~!!やめてぇ~!」
「やめろ~!!」
「うわぁ~!」
誰かが男を突き飛ばした!誰なの?
「・・・直樹?」
「あかり!今のうちに逃げろ!」
「うん!」
私は家を飛び出した。
それからしばらくして直樹が追いかけてきた。
「直樹助けてくれてありがとう!」
「・・・だから電話しろって言ったろ!心配すんじゃねえか!」
「・・・ごめんね直樹・・・」
「あかり!もう少し強くなる事も大事だ!」「うん!弱虫から卒業できるように頑張ってみる!」すると直樹が私を抱きしめた。
「直樹?」
「・・・俺さ、あかりが男に襲われそうだって思うと体が動かずにいられなかった・・・それで、きずいたんだ!」
「きずいたって何を?」
「俺さあ・・・」
< 11 / 40 >

この作品をシェア

pagetop