一番輝く星
「・・・もしもし、直樹?」
「おぉ!あかりか?ってなんで泣いてんの?」
そして母の死を告げた。
「・・・そうか・・・うっうっ」
「なんで直樹が泣くの?」
「今どこの病院?」
「・・病院」
「わかった今から行く」
しばらくして直樹が来た。そして病院の庭に行った。
「辛かったな!思いっきり泣け!」
しばらくしてやっと涙が引いて顔を上げる。
「今日通夜で明日葬式か?」
「うん・・・。」
「俺もそばにいるよ」
「ありがとう・・・」
私が辛い時はいつも隣に直樹がいてくれる。出会った時もそうだった。でもお母さんは一人で天国に行ってしまった。
ごめんね?お母さん・・・私お母さんの事憎んでなんかないよ!大好きだよお母さん・・・私強くなるからね!
私は青い空に向かって心の中で叫んだ。
< 23 / 40 >

この作品をシェア

pagetop