炭酸的な君に溺れた。
毒舌?それがいいんです。
えー、只今の時刻、16時50分。
欠伸しました。
携帯の時計を見ながら、そんなことを呟く。
「ちょっと莉子っ!!気持ち悪いからやめてっ!!!」
結菜のその言葉に、コンビニの中に向けていた目を結菜に向けた。
「なんでよー。だってカッコイイんだもんっ!」
「だとしてもそれはやり過ぎ」
叱る結菜にブーブーと文句を言いつつも、またコンビニへと視線を戻す。
今私何してるかって?
先週一目惚れしたお方、『澤木』君を遠くから観察中。
ほんとは入って見たいけど、あんな堂々と告白して会えるわけがない。
あの時の私はどうかしてたわ。
あ、『澤木』って名前はコンビニの制服の名札を見たの。
下の名前も知りたいよー!!