大きな愛
第2章
健
家に着いてしばらくすると、足音が聞こえた。
その足音が部屋の前で止まった。
きっと、健だ。
小さい頃カラ、ずっと一緒にいたから、足音で健だって分かる・・・
でも、今はそれがなぜだか、辛い。
公園で見たあの光景が目に焼きついて離れない。
私の、プレゼントもマフラーだから?
私の知らない人と一緒にいたから?
自分でも、分からない。
「トントン」
ドアを叩く音がした。
健は約束の時間、ぴったりに来てくれた。
その足音が部屋の前で止まった。
きっと、健だ。
小さい頃カラ、ずっと一緒にいたから、足音で健だって分かる・・・
でも、今はそれがなぜだか、辛い。
公園で見たあの光景が目に焼きついて離れない。
私の、プレゼントもマフラーだから?
私の知らない人と一緒にいたから?
自分でも、分からない。
「トントン」
ドアを叩く音がした。
健は約束の時間、ぴったりに来てくれた。