言えない秘密~ヤクザが愛する女~



オレは、絶対にあいつと寝たくはなくて、床に布団を敷いて寝ている。


いつ、連絡しようかな…。


ここ最近、親父も家にいて、オレを見張っているのだ。



美優、オレから連絡がなくて、不安がってないか…。


今すぐにでも、飛んで行きたいくらいだ。


「ねえ、勇人。どうせ、別れなきゃいけないんだし、今から自然消滅させとけば?」


オレが携帯を見ていると、後ろから実和が話しかけてきた。




< 120 / 243 >

この作品をシェア

pagetop