言えない秘密~ヤクザが愛する女~
オレは、絶対にあいつと寝たくはなくて、床に布団を敷いて寝ている。
いつ、連絡しようかな…。
ここ最近、親父も家にいて、オレを見張っているのだ。
美優、オレから連絡がなくて、不安がってないか…。
今すぐにでも、飛んで行きたいくらいだ。
「ねえ、勇人。どうせ、別れなきゃいけないんだし、今から自然消滅させとけば?」
オレが携帯を見ていると、後ろから実和が話しかけてきた。