桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐


「梓紗ってそんなに強いのか?」




永倉が言う。




それに気づいたように、沖田が




「えぇ、強いですよ。土方さんや僕が負けるくらいに」






サラリと。





何気なく答えたが、





3馬鹿は驚いた。





「手加減してたんじゃないの!?」





平助が焦っているように聞いてきた。




「いや、俺は本気だったぞ?」





いきなり土方が入ってきた。



「因みに僕もね。殺しちゃいそうなくらい本気出してたよ?僕」














< 103 / 327 >

この作品をシェア

pagetop