桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐


「~♪―――――。ハァっ・・・」





歌い終わった。





「傷の具合はどうですか?」






2人とも目を見張った。





傷が治っていたからだ。





「大丈夫だよ・・・」



「こっちも」




2人が答えて



へなへなと座り込んだ、




泣きたかったけど、人前では泣けなかった。





「お姉ちゃん、すごいねぇ」















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