桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐

スッキリした気持ち



「これで話は以上です。あ!沖田と土方は話があるから来て!」




二人は顔を見合わせ首をかしげながら梓紗について行った。




ここら辺でいいかな?




よし、




「2人にお願いがあります。もしあたしが己を失って『破滅の歌』を歌っていたなら躊躇なく斬ってください。」





「なっ!?」


「はっ!?」




2人はとてもびっくりしていた。





「でも、なぜ僕らに・・・?」



土方より早く元に戻った沖田が聞いてきた。



「なぜか、はわかりません。何となくです。でも、このことは誰にも秘密だぞ☆」








何となくって・・・



苦笑する沖田と元に戻った土方だった。






一方、全て話してスッキリとした気持ちになった梓紗であった。






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