桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐


部屋に戻ると沖田が、





「ありがとうございます。」





と言ってきた。




頭がおかしくなったかと思ったが、




あたしが理由を聞く前に答えた。




「秘密、話してくれたでしょう?てことは、僕らを信じてくれたってことじゃないですか」



沖田は微笑んでいた。





「いえ・・・。こちらこそ、聞いてくれてありがと。」





そう言いながら2人は夢の世界へと落ちていった。





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