桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐
「どうするんですか??」
あたしが聞くと低い声で、
「戦えるだけで戦うしかないだろ・・・」
みんな無言でうなずいた。
「じゃぁ、あたしも戦います。」
みんなびっくりした顔をしていた。
「何で梓紗が!?」
「そうだよ!」
「お前、あぶねぇだろ!」
食って掛かるように言ってきた。
「耳が腐る!」
冷たく言い、場を沈ませた。
「そいえば、あなた人斬ったことありましたね!平助、覚えてるでしょう?」