桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐
沖田が突然口を開いた。
その言葉に、思い出したのか
「あぁ!そいえば、何のためらい無く人斬ってたよね!」
その言葉に、
土「本当か・・・?」
原「未来から来たのに・・・」
永「躊躇いなく?」
驚いていた。
「あたしもビックリしましたよ。なんせ始めてだったんですから。人を斬ったのは」
『斬ったのは』を強調させて言った。
そう、あたしは斬ってはないけど殺しはした。
両親を、この手で、おそらく・・・この身に宿る力で。