桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐


あたしは恐怖に目をつぶった。





もう、終わりだ・・・









・・・あれ?





痛くない?






「大、丈夫ですか・・・?」



「心、配か、けんな、よ」


「まっ、たく・・・」




あたしの前から、聞きなれている声がした。







「沖田!平助!・・・土方」






うわ、土方のとこだけテンション低ッ!





3人はあたしをかばってくれたのだ。




みんな血が出てる・・・










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