桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐
「そうだったんですか、本当にすみません」
記憶があいまいな自分が嫌になってきた。
あたしは歩きながら事の経緯を幹部のみんなから聞いた。
そして、戦場に着いたとき驚きの光景を目にする。
「・・・っ!これあたしが・・・」
死に絶えた人々、
枯れた木や葉
すぐにあたしは能力を使った。
今度は『癒しの歌』を、
けど、人の命までは戻せない。
ごめんなさい。
ひたすら心の中で唱えていた。
「?あれ・・・?力が・・・」
「梓紗!?」
その後、あたしは力尽きたのか倒れてしまった。