君を忘れない
パンを食べる
なんだか不思議な感覚だった
前の学校でも友達はいた
友達は多い方だったし
休み時間もサッカーしたり楽しかった
でも、今はそのときと違う感覚
そのときよりも楽しいかもな
「なんで、俺をここにつれてきたんだ?好きな場所なんだろ?それに今日初めてあったのに」
風斗は聞いた
「なんでだろーな、朝会ってからなんか気に入ったからかもな」
「なんだそれ?」
「ま、俺らはもう友達だ。わかったか?」
「あぁ」
そうか
前は友達だとはっきり言われなかった
ほとんどの人はわざわざ言わない
でも
言われたら言われたで
嬉しいんだな
こういうのを
俺は求めてたんだな