君を忘れない


幸村と自転車で向かう


海沿いの道を自転車で走ると
雨の空気と潮の香りに包まれて
すごく気持ちがよかった





幸村の後をついていく



後ろから見ると
幸村は自転車が似合わないなって思って、少し笑えた



「なぁ、幸村!バイク持ってないのか?」



少し前にいる幸村に叫ぶ


「持ってるぜ?今日は自転車な気分なんだよ」


「なんだよそれ!」





今日は何度笑ったんだろう

風斗も幸村も大声で笑った


< 19 / 40 >

この作品をシェア

pagetop