君を忘れない
「じゃあ長岡、窓側の一番後ろ。あの金髪頭の隣な。大丈夫、あいつも二日前に来た転校生だから」
金髪頭にみんな笑った
「金髪頭だってよ、風斗」
「うっせ!」
軽く幸村を殴る
転校生が近づいてくる
俺たちがこんなやり取りしていたからかもしれないけど‥
少し笑ったように見えた
「じゃあ金髪頭、後でコーヒーおごれよ?」
幸村が伸びをしながら言う
「何でだよ!」
「俺を起こしたから」
言って2人は笑った