君を忘れない

「じゃあ長岡、窓側の一番後ろ。あの金髪頭の隣な。大丈夫、あいつも二日前に来た転校生だから」



金髪頭にみんな笑った





「金髪頭だってよ、風斗」

「うっせ!」



軽く幸村を殴る

転校生が近づいてくる





俺たちがこんなやり取りしていたからかもしれないけど‥



少し笑ったように見えた



「じゃあ金髪頭、後でコーヒーおごれよ?」


幸村が伸びをしながら言う

「何でだよ!」


「俺を起こしたから」


言って2人は笑った


< 32 / 40 >

この作品をシェア

pagetop